2015年3月21日に放送されたアニメ「ふるさと再生日本の昔ばなし」。
「泥棒の損」というお話しで、聞き慣れない病名が出てきました。↓
(画像出典:2015年3月21日放送 BSジャパン ふるさと再生日本の昔ばなし)↑大金持ちの両替屋に盗みに入った大泥棒。しかしそこでは、奥さんが必死に子供の看病中でした。
(画像出典:2015年3月21日放送 BSジャパン ふるさと再生日本の昔ばなし)↑病名は「強風病」。医者にも見放され、もう泣く力もなく熱に浮かされていました。
泥棒が子供を治す
するとこの大泥棒は、手下に「干し山椒(香辛料)・三合」を「水・一升(1.8L)」で煎じた(煮詰めた)ものを作らせ、それを自分で飲み干し、カッカと火照った腹に子供をのせます。
結果、温めたのが良かったのか、子供は泣く元気を取り戻し、泥棒は何も取らずに立ち去った……。という話だったのですが、この「強風病」って一体何なのか……。
強風病とは
調べたところ、春に吹く強風によって巻き上げられたウィルスや埃、カビを吸い込むことによって発生する体の不調(頭痛、めまい、ぜんそく、糖尿病の悪化、アレルギー性結膜炎、肺炎等)を総称して強風病と呼ぶらしい。(参考:春の嵐に強風病)
そういわれてみれば春先は空気が埃っぽいですね。強風病予防に、外出時のマスクとサングラスは有効ですね。意識して気を引き締めたいと思います。