刀鍛冶の里編、あっという間に最終回!!(サミシー!!)
(画像出典:ABEMA「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 第十一話 )↑ついに無惨の過去が語られました。
無惨は二十歳まで生きることも難しい、病弱な平安貴族だったんですね。
それで、病気を治したくて、不死になりたくて、自暴自棄なくらいに「力(強くなること)」に執着して、ついには鬼になってしまった。
世界征服とかよりは気持ちがわかる。
無惨は、一体何の目的で人間を襲っているんだろうと思っていたのですが、「不死になるため(絶対的に強い肉体を手に入れるため)」という理由が大元にあるというなら、その気持ちはわからんでもないと思いました。
よく、他の戦闘ものアニメなんかで、敵のボスの目的は「世界征服」だったりして、でもその理由って私にはピンとこなくて、「世界を征服したから何だっていうんだろう。世界を自分の思うように動かせたとして、だから何だっていうんだろう」と、その目的がどうもショボく思えていたのですが、病で今にも命が尽きそうな状態の人間が「不死になりたい」と鬼になるほど執着を抱くというのは、なんだか、わかる気がする。
太陽=良心なのかな
(画像出典:ABEMA「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 第十一話 )↑でも、力(不死の肉体)を手に入れたはずの無惨は、太陽を浴びられない(太陽を浴びると死ぬ)肉体になってしまった。
だから、太陽を浴びても死なない禰豆子に狙いを定めたわけですが、無惨と禰豆子の違いを考えると、「太陽」=「良心」なのかなと思えますね。
良心(太陽)に背く鬼は太陽に焼かれるけれど、良心(太陽)に背かない鬼は太陽に焼かれない。
日本ではよく「お天道様が見ている」と言って、良心に沿うことを大事にするので、きっと鬼でも、良心に背かないよう頑張れれば、太陽を浴びても大丈夫なのかもしれないと思えます。
だったら無惨は、禰豆子を食べるのではなく、今からでも良心に沿った良い鬼になるよう努力すれば、太陽に焼かれない体になれる可能性があるんじゃないかと思えるのですが……。
良心に背く限り、禰豆子を食べたところで太陽に弱いことには変わりないんじゃないのかなあ……。
甘露寺さんはほぼ無傷で良かった
(画像出典:ABEMA「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 第十一話 )↑一人で憎珀天と戦っていた甘露寺さんは、体力の限界で負けそうになる寸前に助かりました。
鬼滅の刃において、柱って、肉体の色んな部位を刺されたり斬られたりして傷だらけの血まみれになる印象が強いので、甘露寺さんもそんな風になるのかな、女性がそんな痛めつけられる姿は見たくないなとちょっと怖かったのですが、最終的に甘露寺さんは額から少し流血する程度で済んでホッとしました。
本当に、煉獄さんとか、天元さんとかはひどかったですからね……。時透君も……。
弦弥は甘露寺さんが好きなのか
(画像出典:ABEMA「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 第十一話 )↑ところで弦弥は、甘露寺さんに抱きつかれて真っ赤になっていましたが、これを見ていた母が「弦弥は甘露寺さんのことが好きなの?」と言っていました(笑)。
「いや、女の子にあまり耐性がなくて緊張してるだけじゃないかなあ……」と返したら、「胸をフサフサさせて来たからかな?」なんて言っていて、胸をフサフサとは……と思いました(笑)。確かに胸元が大きくはだけていて、それが間近に迫ったから赤くなったということはありそうですが。
炭治郎の「時透君」呼びについて
(画像出典:ABEMA「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 第十一話 )↑時透君は、前話で、死に近づきすぎてあの世から家族のお迎えを受けていたので心配していましたが、無事生還してくれたようで良かったです。
「ありがとう。君のおかげで大切なものを取り戻した」なんてキラキラした表情で炭治郎に言っていて、あの「無」な眼差しだった頃を思うと感無量です(涙)。
それにしても、今さらちょっと気になるのは、炭治郎の「時透君」呼び。
炭治郎は時透君を、同年代の友達のように「時透君」と呼ぶわけですが、一応時透君は柱で、炭治郎にとっては上司にあたるような存在だと思うので、「時透君」呼びってちょっと馴れ馴れしすぎるんじゃないかと思ったりします(笑)。
でも「時透さん」ってのも変かなあ?
(まあ、時透君は、炭治郎のことを「炭治郎」と名前で呼び捨てするので、そこで上下関係ははっきりさせられているのかもしれませんが。)
またひょっとこ姿になってしまった鋼鐵塚さん
(画像出典:ABEMA「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 第十一話 )↑鋼鐵塚さんは、一段落ついたら再びあのひょっとこ姿に戻ってしまいました。
刀鍛冶の里の人でも、髪の毛まで厳重に隠す人って珍しいですよね。
このお面と手ぬぐいの下に、イケメンと綺麗なロングウエーブヘアが隠れていると思うと、なんだかもったいない(笑)。お面も手ぬぐいも外して躍動している鋼鐵塚さんが見たいです(笑)。
日輪刀の刀鍛冶は、顔が割れると鬼に命を狙われやすいので、隠して暮らす必要があるんでしょうかね。
今後、鬼滅の刃の中で、また鋼鐵塚さんの素顔が出てくるシーンがあれば良いなと思います。(左目はやっぱり失明してしまったのでしょうか……泣)
刀鍛冶の里編、面白かった!
というわけで、毎週楽しみに見ているうちに、あっという間に終わってしまった刀鍛冶の里編。
今までの鬼滅の刃の中で、一番面白かったです。
柱二人のそれぞれの過去、無惨の正体、不死川兄弟の話、鬼との戦い、禰豆子の変化など、内容盛りだくさんでした。
次は「柱稽古編」とのことですが、これはまた来年(2024年)になってしまうのかな?
まだちゃんと出てきていない柱の紹介などあるのでしょうか。甘露寺さんと小芭内の恋の行方なども描かれたらいいな。
今から待ち遠しい! 楽しみにしています!