「鬼滅の刃」遊郭編第十話は、ド派手が好きな天元さんにふさわしくものすごいバトル回で圧巻だったのですが、その分、ものすごく痛々しい回でもありました。
痛々しい炭治郎
まず痛々しかったのは炭治郎。↓
(画像出典:ABEMA 「鬼滅の刃」遊郭編 第十話「絶対諦めない」 )↑こうして、やたらベラベラ喋る兄の鬼(
↑ボキッ!! って、イ゛ヤアアアアーーー!! 痛いーーーー!!
優しげに撫でるという行為から急にこんなひどいことをしてくるとは思いもよらず、その分、余計にびっくりしましたし、痛々しさも倍増して見えました。
顎も刺される
(画像出典:ABEMA 「鬼滅の刃」遊郭編 第十話「絶対諦めない」 )↑ついでに、顎も、下から鎌でグサッと刺されるし。
確か炭治郎は左肩あたりに大きな切り傷を負っていますよね。それに加え、右手指の骨折、顎を鎌が貫通……。
鬼殺隊って大変すぎると思わされました。
妓夫太郎はおしゃべりすぎる
それにしても妓夫太郎はおしゃべりすぎますよね。
「みっともねえなあ」って言い過ぎで、言われているのは炭治郎ですが、何度もその言葉を聞いていると自分に向けて言われているようでだんだん腹が立ってきます(笑)。
隣で一緒に見ていた母も、「みっともねえなあって言わせてないで早く倒して」と不愉快そうにしていました(笑)。
痛々しい天元さん
(画像出典:ABEMA 「鬼滅の刃」遊郭編 第十話「絶対諦めない」 )↑そして、炭治郎の目に妓夫太郎の毒鎌が刺さりそうになったときに、鬼の形相でそれを防いでくれたのがさっきまで倒れていた天元さん!!(泣)
左手首の先がやっぱり無いよおおおーー(泣)。
こんな姿で、髪を振り乱して、右手に刀を持ち、もう一つの刀は口にくわえ。
ちょっと待って、手が切断された状態で、傷口から血を流しながら戦うなんて、痛々しいのを通り越している。
天元さんの目が!!
(画像出典:ABEMA 「鬼滅の刃」遊郭編 第十話「絶対諦めない」 )↑妓夫太郎と激しくやりあう天元さんでしたが、その最中に、ズバッと左目に刀が……。
ギャアアアアアーーー!!
ちょっと待って、今、左目を斬られなかった? 眼球を真っ二つじゃなかった?? 何、天元さん、失明しちゃうの??
煉獄さんもアカザに左目をやられていたよね? 何か、鬼たちは、柱の左目に恨みでもあんの??(怒) ちょっとおおおお!
左手を失い、左目を失い、たった一度の戦いでここまで負傷するのなら、よくまあ鬼殺隊員になってから今まで無傷でこられましたね。
天元さんの良さ
炭治郎は以前、天元さんに煉獄さんを重ねて見ているときがあって、そのときは、「煉獄さんは天元さんのようにチャラくはないのに」とあまり炭治郎の気持ちに同調できませんでしたが、こんなズタボロになってまで戦おうとする天元さんを見ていると、確かに煉獄さんの闘魂と通じていると感じました。
身なりや言動はチャラいようでも、苦難にめげないし、粘り強いですね。部下(炭治郎)を立派に守っているし。
戦う姿を見て、天元さんの良さが理解できました。
譜面とは
しかしながら、ちょっと唐突だと思ったのは天元さんの「譜面」というやつです。
譜面が完成した! 勝ちに行くぞ!
読めてんだよ、てめえの汚え歌はよお!
と言って、妓夫太郎の攻撃をすべて見切り、弾き返していくわけですが、この「譜面」という音柱ならではの必殺技のようなもの、もっと最初にその存在を知りたかったですね。
そうすれば、視聴者としても、「天元さんの譜面が完成しさえすればもっと戦える……!」と、譜面の完成を楽しみにできたので。
(画像出典:ABEMA 「鬼滅の刃」遊郭編 第十話「絶対諦めない」 )↑天元さんというと、こんな風に、鎖でつながれた両刀をヌンチャクのようにブンブン振り回して戦うような武闘派のイメージがあって、あまりそういう「譜面を作る」というような魔法チックな能力を持つ印象がなかったので、いきなりそんな能力を発動させていて「え?」と思いました。
鬼滅の刃では、鬼殺隊一人一人の呼吸と型について作品中で細かな解説はなく、戦いの中で自然に出てくるのを見て知るしかないわけですが、そのために、天元さんの攻撃にもどのようなものがあるか把握しきれないままお話が進んでいくのがちょっと残念です。
生きていた伊之助
(画像出典:ABEMA 「鬼滅の刃」遊郭編 第十話「絶対諦めない」 )↑前話で心臓あたりを後ろからグッサリやられて、でも主要キャラなんだからこんなところで死ぬはずはないと信じていた伊之助ですが、やっぱり生きていてくれてホッとしました。
ただ、喋りながら、ダバダバと吐血していて、かなり重傷なのは間違いなさそう(それでも強がるのが伊之助だよなあ……)。
けれどそんな状態でも善逸にしっかり加勢して堕姫を仕留めたのは見事でした。
次回最終話??
そしてようやく二体の鬼の首を
と思いきや最後に大爆発。爆風に巻き込まれた天元さんと炭治郎はどうなってしまうのか??
というところで十話は終わりました。
やっと終わった~とホッとしたところに次の危機が来るのが鬼滅の刃ですね。
そしてアニメラスト、「大正こそこそ噂話」が流れましたが、その最後で禰豆子が「次回最終話」と言ったのです。
えっ……次回で最終話??
もっと続くと思っていた
遊郭編って、次回で最後なんですか? だとしたらショックです!
私は勝手に、遊郭編は、遊郭をスタートにして、そこから舞台が変わり、どんどん話が展開していくのだと思っていました。
堕姫たちの次に倒す鬼も出てくるのだと思っていました。
それが……遊郭編って遊郭に始まり遊郭に終わるんですか??
倒す鬼も堕姫たちで終わり?
エエーッ。
急いでネット情報を調べたところ、遊郭編の次は「刀鍛冶の里編」というものらしく、アニメ放送の開始は一年後くらい(2023年)になるんじゃないかと予想している声が多かったです。
ええーっ、そうなんだ。そんなに待たなきゃいけないんだーーー。
最終回、寂しい
遊郭編が次回最終話なんて寂しいなあ。ようやく天元さんの人となりもわかってきたところだったのに……。
無限列車編のように、最後の最後でまた意味のわからない鬼とかが出てきて天元さんがあの世に召されるとか、イヤですよ??
気になるポイントとしては、まず天元さんの左手。スパッと切断されたものを保存できていれば接着手術できるかもしれないので。……でもあんなメチャメチャな戦いの後だし、爆発も起こったし、左手が無事に保存されているなんて可能性は低いのかなあ(泣)。
あとは天元さんの左目。斬られたけれど失明には至ってなければ良いなと思います。
遊郭編最終話……心して、じっくり楽しみたいと思います!
(次の感想→「遊郭編最終回。唯一助けに来てくれた伊黒小芭内の好感度爆上がり。天元が死なず嬉しいが引退は寂しい」)