最近、「進撃の巨人」にはまっている私ですが……。
↑アニメ版のオープニング曲「紅蓮の弓矢」(作詞・作曲:Revo)もノリが良くてかっこいいので気に入ってしまい、一日に何度も聞いては口ずさんでいます。
しかしこの「紅蓮の弓矢」。歌詞の世界観がなかなかハードなんですよね。
自分の人生に当てはめ…られない
私は、歌われている内容を自分の人生に当てはめて考え、その世界観と自分を一体化させて聞くのが好きなので、「紅蓮の弓矢」に関しても最初はそのようにしようとしました。
序盤の『《不本意な現状》(いま)を変えるのは戦う覚悟だ』までは自分の思いに置き換えることができます。
けれどその次の『屍踏み越えて 進む意志を嗤う豚よ』で、「ん?」となりました。(参考:歌詞タイム)
屍……屍……。私の人生において、踏み越える屍って何だ? 比喩にせよ、屍なんて転がってないしなあ……。自分が進もうとするのを嗤う豚……。豚って……(笑)。
と、まるで自分の人生に当てはめることができません。
紅蓮の弓矢はアニメの世界観とリンクしすぎ
今まで、私が聞いてきたアニメソングってもう少し抽象的でした。そのアニメの世界観にも当てはまるけれど、もう少しぼんやりと、普遍的な人生の風景やストーリーとしても聞くことができる。
しかしこの「紅蓮の弓矢」は、アニメとの関連度合いがものすごく高いのです。
モロにアニメ作品の内容を歌っていて、その他の世界に応用することはできない。
……ああもうこれは、エレン(「進撃の巨人」の主人公)になりきって歌うしかない曲なんだなと悟りました。
というわけで、私にとって「紅蓮の弓矢」は、今までにない楽しみ方をする楽曲となりました。
この曲を口ずさむときは、巨人に立ち向かっていくエレンの姿を頭に思い描き、エレンを応援する気持ちで盛り上がることにしています。
2013年の紅白歌合戦で初めて聞いたときにはまだ「進撃の巨人」に興味がなかったことが悔やまれます。
「紅蓮の弓矢」歌唱シーン、録画してとっておけば良かったなあ。
(本ページの情報は2019年6月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。)