ディズニー映画「トイ・ストーリー」三部作の中で唯一未見だった「トイ・ストーリー2」が2013年のクリスマスに放映されて、録画してあったのを今さら見てみました。
・トイ・ストーリー1の感想はこちら
・トイ・ストーリー3の感想はこちら
人形にとっての幸せ
ストーリー的には、人形にとっての幸せとは何なのかを考えさせられるものでした。
価値のある人形として恒久的に人形博物館に展示されることなのか。
持ち主がやがて大人になり自分たち(人形)を手放すことがわかっていても、持ち主の側にいることなのか。
映画の中で示されたのはこの二つですが、私としては、もっと能動的な選択肢もあったら良いのになと思いました。
たとえば、人形だけのコミュニティーを作り、そこで人間との関わりを持たないで暮らすとか。
持ち主が自分を構ってくれないと生きていく意味がない、というような、あんまり人間に依存的な態度には、見ていてちょっとした重さを感じました。
楽しめる内容ではあった
でも、まあ、総じて、なかなか楽しめる内容でした。
ウッディ(カウボーイ人形)の日本語吹き替えは唐沢寿明さんがなさっていますが、ウッディと唐沢さんは顔立ちが似ているので、唐沢さんを見るとウッディが目に浮かぶようになりました。
人形たちの中で一番気に入ったのはバズ(宇宙戦士人形)ですね。一生懸命で、でもどこか抜けた感じが可愛いです。あごの渦巻き模様もポイント。
トイ・ストーリー三部作をすべて見て、私が一番気に入ったのは「1」です。バズの、自分が人形と気づいていない切なさが、胸に響きました。
トイ・ストーリーは、「4」が作られる予定は今のところないようですが、もし「4」が出たらぜひ見てみたいです!