アニメ「ふるさと再生 日本の昔ばなし」で、「さるかに」というお話が放送されました(いわゆる「さるかに合戦」として有名なお話)。
サルに柿の実を投げつけられて重傷を負ったカニの母。母の仇討ちをしようと決起するカニの子供たちに力を貸してくれる仲間が現れます。
そのうちの一人が……。↓
(画像出典:2015年4月11日放送 BSジャパン ふるさと再生日本の昔ばなし)↑栗!!
豪栄道栗
この栗を見てすぐに、「あっ、豪栄道(ごうえいどう)に似ている!!」と思いました。↓
今日がお誕生日【4月6日】
豪栄道豪太郎(大阪府寝屋川市高倉・境川/29歳)
銀星山峰大(長野県諏訪市・大嶽/22歳)
津軽海大将(千葉県千葉市稲毛区・玉ノ井/19歳) #sumo #相撲 #誕生日 pic.twitter.com/6fsoahRzUY
— 大相撲名鑑 (@oh_sumou) 2015, 4月 5
↑顎が強そうな下ぶくれの顔、キッと山形に結んだ口元、元気の良い眉、目元。
うん、やっぱり凜々しい栗に似てるわ豪栄道。
栗の活躍
(画像出典:2015年4月11日放送 BSジャパン ふるさと再生日本の昔ばなし)↑栗は、その後、サルの家のいろりで待ち伏せ。
(画像出典:2015年4月11日放送 BSジャパン ふるさと再生日本の昔ばなし)↑サルが帰ってきて火に当たり始めると同時に、自らも火で真っ赤に。
(画像出典:2015年4月11日放送 BSジャパン ふるさと再生日本の昔ばなし)↑そして、熱々になった栗は、サルめがけて弾け飛び、見事サルをこらしめる大役を果たしたのでした。
(この後、サルは、火傷した箇所を冷やそうとして水瓶の中に手を入れますが、そこで待ち伏せしていたカニの子供たちにハサミで攻撃されます。
痛くて大騒ぎしているところを「蜂」(仲間その2)に刺され、たまらず外に飛び出そうとしたら「牛の糞」(仲間その3)で足を滑らせ転び、屋根で待機していた「臼(うす)」(仲間その4)に落ちてこられ下敷きになります。)
豪栄道も頑張れ
「さるかに合戦」の中で大活躍だった豪栄道栗。
力士の豪栄道は、大関に昇進してからなかなか自分の持ち味が生かし切れず苦労しているようですが、この豪栄道栗のように発奮して、きっと本来の力を出してくれるようになる!! と期待しています。
(追記:その後、新たな絵柄で再び「さるかに」が放送されました。注目の栗は、今度は髙安に似ていました。↓)
https://www.m-biotics.com/anime/12667.html
(追記2:奮闘を期待していた豪栄道ですが、2016年秋場所、見事に初優勝を果たしました! さるかに合戦の栗のように、元気に弾けてくれました! 良かった!)
追記:豪栄道引退
本記事で話題にした大関・豪栄道は、2020年1月に引退して武隈親方となりました。↓
<豪栄道引退のお知らせ>
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) January 28, 2020
令和2年1月28日、大関 豪栄道(本名 澤井 豪太郎、境川部屋)は引退し、年寄 武隈を襲名しました。 pic.twitter.com/JjiZm62QB4
いつも幕内にいるのが当たり前の力士で、土俵上からいなくなってしまったことが寂しいです。
黒の廻しに、真っ黄色のタオルがトレードマーク。
あの、栗みたいにごろんとして強そうだった姿、忘れません。親方としての活躍に期待しています!